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一番空に近いから。他とは違う材料が使われていることもあります【本日の分析】

《 2024年10月24日 》

本日分析した検体をご紹介いたします。

とある商業施設の屋上に使用されていた防水シートです。
施設の屋上やルーフバルコニー等最上階に使用されている防水シートですが、防水シートそのものや、貼り付けるための接着剤などにアスベスト(クリソタイルやアモサイト、クロシドライト)を使用していた事例があります。

こちらを粉砕・灰化・酸処理(前処理)して分析に適したフィルターの状態にします。
こういった防水シートは、アスベスト分析としては前処理をしていない状態での顕微鏡分析はシートや接着剤が砕いたり細かくする事に向いていないため繊維の判定が難しく、灰化処理や酸処理が特に重要な建材の一種とも言えます。

今回の建材の分析結果はアスベスト非含有でした。

防水シートは、冒頭に書きました本体や接着剤に混入する場合のほか、アスファルト防水だった場合に「トレモライト」や「アクチノライト」「アンソフィライト」といったアスベストが意図的混入では無い不純物として確認される事があります。

アスベスト含有のみなしで工事を行うと施設などの屋上という都合上、かなり工事金額も上がると思いますので工事前に一度分析を依頼する事をオススメします。
【分析担当:杉田・井出】

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