おなじみのケイ酸カルシウム板【本日の分析】
《 2025年2月18日 》
今回の検体は天井から採取されたケイ酸カルシウム板第一種です。
ケイ酸カルシウム板は第一種と第二種に分類され、第一種は比較的薄め(厚さ4~10mm)で内装ボードや天井材に使用されています。一方第二種は分厚くて軽く(厚さ12~70mm)で、鉄骨の耐火被覆材などに使用されています。これらのケイ酸カルシウム板には耐火や断熱といった用途の強化のため、アスベストが使用されていました。

こちらを粉砕・灰化・酸処理(前処理)して分析に適したフィルターの状態にします。



フィルター上の残渣でアスベスト(クリソタイル)様の繊維を確認した後、塗材から順に層別分析をおこなっていき、最後の下紙からアスベストが検出されました。
今回は少なめの印象でしたため、推定含有率は『0.1~5%』と判断しました。
ケイ酸カルシウム板はアスベストが使われているものが多く、しばしばアスベストが検出されるイメージがあります。もし工事の際に疑わしいケイ酸カルシウム板があった場合、ぜひべスターに持ってきてください!
【分析担当:中林・加藤】
【分析結果:含有】
クリソタイル(0.1~5%)

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