方角にも要注意、外壁に含有するアスベスト。
《 2025年2月27日 》
本日紹介させて頂くのは建物、北東側の外壁に使用されている、外壁の分析結果になります。
塗材は表面から上塗材、主材、下地調整材、下地に大体層別が可能で、アスベストを入れると下地への塗が良くなる(塗料が付着しやすくなる)らしく、アスベストが含有していることがあります。

こちらを粉砕・灰化・酸処理(前処理)して分析に適したフィルターの状態にします。



今回、フィルターからトレモライトが検出したため、表面から層ごとに分析していくと上の写真の青枠、明るい灰色の部位にトレモライトが含有しており、推定含有率は『0.1~5%』と判断しました。
今回はトレモライトが含有していたため意図的に混入したものではないでしょうが、アスベスト含有建材は耐熱性、防湿性に優れているため同じ建屋の同じような外壁でも方角によって含有、不含有が分かれることがあるので、方角ごとに検査されることをお勧めいたします。
【分析担当:渡部、冨田】
【分析結果:含有】
トレモライト(0.1~5%)

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