クッションフロア(CF)にもアスベストがいることはあります【本日の分析】
《 2025年4月3日 》
本日の検体はCF(クッションフロア)です。
クッションフロアとは、塩化ビニール製のシート状の床材で、クッション性や防水性、耐水性に優れています。CF(シーエフ)とも呼ばれ、住宅や店舗の床材として広く使用されています。踏んだ時にほんのり柔らかい感触のシートです。


表面の写真 断面の写真
今回は現物、断面写真の青線で囲っている層から下の写真のようなクリソタイルが検出されました。



CFはクッション性等の機能を上げるために「裏打ち材」が使用されていることがあります。
裏打ち材とは形や大きさを維持するために、カーペットや壁紙などで用いられる、補強材の層のことです。
本検ではその裏打ち材に推定含有率『5~50%』でクリソタイルが検出されました。現在のCFには裏打ち材にグラスウールが使用されていますが、2006年より前に設置されたCFには今回の結果のようにアスベストが含有していることがあります。
リフォームや解体時にCFがある際には是非株式会社ベスターに調査、分析を依頼して頂けると幸いです。もし、アスベストが含有していたとしても飛散させなければ危険性はないので普段通り過ごせます。余談ですが筆者の家の床もCFです。
【分析担当:工藤、井出】
【分析結果:含有】
クリソタイル(5~50%)

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