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!取扱注意!シール材とアスベスト【本日の分析】

《 2024年10月2日 》

本日分析した検体をご紹介いたします。

今回は配管に使用されていたパッキンです。
設備撤去に伴って、配管に使われているシール材の分析を行いました。

パッキンやガスケット等のシール材はについては現在は禁止となっておりますが、かつては多くアスベストの含有した製品が使用されていました。アスベストはその特性上、耐久性が高いためバルブや継手、ダクト等のシール材として重宝されていた為です。

2006年にアスベスト使用が全面的に禁止される中で、代替品がないなどの理由で規制の対象外となり、2012年まで製造されているので注意が必要です。

配管の錆などの問題もあり、肉眼では繊維は見えませんでした。
しかしナイフで削ってみたところ、繊維が多く見られたため今回は前処理を行わずそのまま分析しています。

今回はアスベスト自体の含有も多かったことから、そのままの状態でも十分に分析することが出来ました。今回の推定含有率『5~50%』となります。

アスベストの含有しているシール材は0.1~5%の薄い濃度で含有している事は少なく、5~50%もしくは50~100%の高い濃度で含有している事が多いので取り扱いには注意が必要です。

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