吹付け石綿 吹付け石綿はアスベストに一定割合の結合剤(セメントや樹脂など)と水を混合し、圧縮空気を使って建物の構造物や設備表面に吹付けたものです。吹付け石綿は耐火性、断熱性、防音性に優れており、鉄骨構造の耐火被覆材、配管やダクトの断熱材、工場やホールの天井裏や壁の吸音材に使われました。アスベストの有害性により日本では1975年以降に吹付け石綿の使用が禁止されており、過去に施工された建築物では除去や封じ込め、囲い込みの対策が求められています。 « PREV TERM NEXT TERM » 用語一覧