- Q建築物石綿含有建材調査者について教えてください
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建築物石綿含有建材調査者(以下、建材調査者)は、建築物における石綿(アスベスト)の使用を事前調査するための資格です。建材調査者の役割としては、建物の解体や改修の際に、石綿(アスベスト)を含む建材等の有無を調査することです。2020年7月に石綿障害予防規則等が改正され、建材調査者が調査にあたることが義務付けられました。
建材調査者には、【一般】、【一戸建て】、【特定】という3つの種類があります。【一戸建て】は文字通り、戸建て住宅の調査を専門とする資格です。また、共同住宅の住居箇所における、全ての材料の事前調査が可能です。【一戸建て】では住居箇所の調査のみにとどまり、廊下などの共用部分は対象外となります。【一般】と【特定】は、【一戸建て】も含めた全ての建築物、構造物を調査できます。建材調査者になるには、講習登録規定に基づく登録講習機関で講習を受講し、かつ修了考査に合格する必要があります。講習会は規定を満たした様々な機関によって全国各地で開催されています。




