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どこでも見かけるこんな建材にもアスベストが!【本日の分析】

《 2024年11月26日 》

本日分析した検体をご紹介いたします。

今回の建材はとある病院のX線撮影室の巾木です。
『巾木(はばき)』は建材を取り扱う方ならご存知の、それ以外の職種の方でも単語は知らなくてもどこでも見かけたことのある建材だと思います。

こちらは弊社の分析室です。地面に近い壁に一部濃い灰色の建材が見えますがこちらが巾木です。

さて、この巾木には装飾のほかに壁と床の隙間をカバーし、汚れやキズから壁を守る役割があります。その中でもソフト巾木は主に公共施設等で使用されており、今回の検体も病院で採取されたものでした。

こちらを粉砕・灰化・酸処理(前処理)して分析に適したフィルターの状態にします。

フィルターからアスベストの一種であるクリソタイルを検出しました。
こちらを処理していない状態から観察したところ、
巾木本体から

付着した接着剤から

巾木本体・接着剤の両方からクリソタイルが検出されました。
しかし全体で見た際の含有量はあまり多くなかったため、推定含有率は『0.1~5%』です。

巾木のように、一見するとアスベストとは無縁そうな建材でもアスベストが含まれていることがあるため、注意が必要です。
1960~1966年の間に製造された巾木には、アスベストが含まれている可能性があります。
また壁に接着する際に使用された接着剤からアスベストが検出されることがあります。
そのため採取の際は接着剤も含めて採取し、分析する事が必要になります。
【分析担当:中林・加藤】

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