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アスベスト…!?と見間違えてしまう繊維②【本日の分析】

《 2024年12月19日 》

本日分析した検体をご紹介いたします。

今回は倉庫に使用されていた鉄骨の耐火被覆材です。
細い繊維がからまって綿のようになっており、一見するとアスベストのように見えてしますこともあります。

こちらを粉砕・灰化・酸処理(前処理)して分析に適したフィルターの状態にします。

フィルターからはアスベストは検出されませんでした。
前処理を行わない状態でも検出されなかったことから、今回は不検出となります。

今回も、以前のようにアスベストの他にも形の似た鉱石が検出されましたのでそちらもご紹介させていただきます。

前回の記事はこちら
アスベスト…!?と見間違えてしまう繊維【本日の分析】

今回の建材はロックウールでした。ロックウールとは、玄武岩や鉄炉スラグなどに石灰などを混合し、高温で溶解し生成された人造の鉱物繊維でアスベストとは全く性質が異なります。

吹付ロックウールは耐火・断熱・結露防止・吸音といった目的で使用されており、かつてアスベストが混ぜられていたことがあります。
この吹付ロックウールは解体時に粉じんが舞いやすく、アスベストを吸い込んでしまう恐れが高いため、健康被害がもっとも出やすいレベル1に指定されています。

アスベストの含有が疑われる建材は、最初からアスベストが入っているとみなして工事を行うことは可能です。しかしながら本検体のようなレベル1の建材は、隔離や全室の設置、厳重な装備での作業などが必要となり、費用が大幅にかさんでしまいます。
そのため、みなし含有で作業するのではなく分析機関に一度検体を分析してもらう方がコストダウンにつながるケースがあります。
お悩みの際にはぜひ一度、ベスターへご相談ください!【分析担当:加藤・中林】

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